INSIDE SORAMAME

福岡のバスのこと・・

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

no alternative(4)

(つづき) 福岡市博多区の「堅粕」バス停。 電照式ではないのに英字表記があるタイプのバス停は、福岡地区ではあまり見かけなくなった。 行先案内にある「隣保館、明治通経由大名二丁目行き」は、今はなき「41-1番」(「50番」から改番して「41-1番」になっ…

近い遺産(34)

(つづき) 西鉄赤間営業所のバスターミナルの、北九州方面のバスが出る1番のりば。 …といっても、現在、ここから北九州市に行くバスは出ておらず、「1のりば [20]」の背後に、うっすらと「[20]北九州」の文字が見えるだけである。 路線図の「空白」が、…

Day Tripper(10)

(つづき) 福岡市の西の副都心だった早良区の「西新」。 地下鉄七隈線開業により、福岡市西南部と都心部の間の交通の結節点としての機能はすっかり弱まり、現在では、市外からコミュニティバスがわずかに乗り入れるだけの、こんなに長閑な風景になってしま…

ろくねんめじゃねえ

おかげさまで、「INSIDE SORAMAME」は本日で五周年を迎えた。 タイトルはいきなり否定から入ったが、たしかに本日から「六年目」である。 なお、このタイトルは、マリンクスの車庫の近くにある某霊園のCMソングを歌っている歌手のヒット曲より引用。 私自身…

シューテングスター(51)

(つづき) 福岡市南区の「レークヒルズ野多目」バス停。 「東若久」「若久団地」「星の原団地」などとともに、(「都市部の沿岸部の狭義の終点」に対して)「都市部の内陸部の狭義の終点」(←「の」が多いですけど)である。 現在ここからは「48番」「48-2…

20XX年X月XX日ダイヤ改正(3)

(つづき) 以前、千早駅を起点とする路線の少なさの打開を意図して、香椎地区の新たな路線の妄想してみたことがあった。 これ以外にも、このブログでは、ことあるごとに、新たな路線や現行路線の改善案などを勝手に書かせてもらっている。 「1番」の細分化…

初夏のにおいの西鉄香椎2010

「西鉄香椎シリーズ」には記事の番号を付けていないため、これが何番目の記事なのかは正直よくわからない(かといって、番号を付けていても何番目かをよく把握していないものもあるのですが…)。 一番最初に取り上げたときは、まだ「西鉄香椎駅」の旧駅舎も…

続・一週間に一本だけ(7)

(つづき) 福岡県糟屋郡須恵町の「古の添」バス停。 現在は、佐谷と宇美営業所を結ぶ「無番」が土曜日に一本走るだけである。 なお、西鉄ではなく、コミュニティバスのほうは、本数は多くないものの「週に一本」ということはなく、一応毎日走っている。 も…

アナザーショット(25)

(つづき) 以前の「引野口」の記事と同じ日に撮った写真である。 北九州地区の西鉄バスの側面LED表示における行先番号は、写真の「53番」のように数字を四角で囲んでいるのに対し、福岡地区では四角囲みはなく単に数字のみである。 たしか、福岡地区でも、L…

素顔のままで(21)

(つづき) 福岡県柳川市の「警察署前」バス停。 西鉄バスと堀川バス、2社のバス停が並んで建っているが、運行本数はご覧のとおりであり、かつ、反対方向にはバスが走っていない。 もし、柳川を徒歩で散策している観光客が、歩き疲れてバスにでも乗ろうかと…

もう少しだけ、宮地岳(7)

(つづき) 西鉄宮地岳線の部分廃止(西鉄新宮~津屋崎間)の約一年前に初めて書いた「もう少しだけ、宮地岳」。 部分廃止の実施から既に3年以上が経過し、また、同時に「宮地岳線」から「貝塚線」に路線の名称も変わっている。 部分廃止に伴い、その代替路…

昭和の末期 それから(7)

(つづき) 平成15年10月1日時点の昭和バス(芥屋線、師吉・船越線、野北線)の時刻表。 これらの路線は、一部を除き、本数を減らしながらも現在も、糸島市コミュニティバスではなく「昭和バス」として生き延びている。 当時あった、一般道路経由で福岡市中…

欠番を訪ねて(42)

(つづき) 福岡都市圏の西鉄バスの行先番号の「欠番」を紹介してきた本シリーズ。 これまで数字の小さい順に「20番」「30番」「35番」「53番」「54番」「60番」「70番」「71番」「79番」「83番」「84番」「85番」「86番」「87番」「88番」「89番」「91番」…

どうでもいいですよ(9)

(つづき) 約4年ぶりの「どうでもいいですよ」。 14.感田電停 …という文字をみると、ついビリビリきてしまう。 15.赤間急行 天神から赤間急行に乗って「蔵本」を通過後、「これより先、とまります停留所は、産業大学南口、東部青果市場前、平山…」という、…

お宝?(14)

(つづき) このシリーズではこれまで、ラジオやその他の懸賞で当たった景品、自ら購入したり街頭でもらったグッズなどを紹介してきたが、今回は本物の「宝」である。 福岡市では、「千代町」「警固町」などの旧町名の後に「丁目」を付ける場合、「千代一丁…

LEDであそぼう(21)

(つづき) いずれも実在しない路線である。 一つ目。 アジア太平洋博覧会の開催が1989年ではなく2010年だったら、期間限定でこんな路線も登場していたかもしれない。 三桁の行先番号に枝番とアルファベットを付けると、もはや「行先番号」というよりは何か…

続・ひっそりと(5)

(つづき) 福岡市東区の「香椎浜南公園前」バス停。 都市高速名島ランプ、城浜団地方面からやってきたバスは、城浜団地を通過後、その先の交差点にて「香椎浜海岸通経由」(交差点左折)と「運輸支局経由」(同右折)に分かれるのだが、「22-1番」「博多駅…

キロクのカケラたち(10)

(つづき) 西鉄バスのサイトの過去の「ダイヤ改正情報」を保存したものを紹介しているこのシリーズ。 10回目は、これまで大規模改正を中心に紹介してきたので、小規模改正の情報をいくつかまとめて。 -------------------------- 1998.10.1(木)改正 志賀…

タイムリーヒット(14)

(つづき) 5月ということで(かなり大雑把ですけど)、福岡県太宰府市の「西鉄五条駅」バス停。 太宰府市コミュニティバス「まほろば号」、及び西鉄の「太宰府高校入口行き」「西鉄二日市東口行き」「原営業所行き」(いずれも無番)が停車する。 バス停に…

一途に位置図(7)

(つづき) 北九州市小倉北区の「小倉駅前」バス停の案内図。 福岡空港行きの高速バスはここ「小倉駅前(高速バスのりば)」に停車するが、北九州空港行きの高速バスは、ここではなく道路を挟んで向かい(といっても、平面で横断はできず、ペデストリアンデ…

LED REAL(22)

(つづき) 西鉄バスのLEDの行先表示(側面)は、上部に横長のマス(“マス”という表現で呼ばれているのかはわからないが、適当な言葉が思い浮かばないので、“マス”と呼ばせていただく)が1つ、その下に、縦長のマスが4つあり、その4つの間をLEDではない矢印…

お役所前の風景(93)

(つづき) 北九州市門司区の「門司区役所前」バス停。 小倉から門司方面行きのバスに乗って、門司港地区の手前で左側の眼下に海が広がる瞬間が結構好きだったりする。 福岡都市圏の市街地では、海岸のすぐそばまで山が迫っているという地形があまりなく、自…