INSIDE SORAMAME ・・福岡のバスのこと・・

2005年 開始・2025年 goo blogより移転

趣に赴く(29)


(つづき)
福岡県太宰府市西鉄天神大牟田線都府楼前駅」の前にあるバス停。
「都府楼」とは、駅の北東約800mにある大宰府政庁(跡)のことである(歴史的用語なので、「太宰府」ではなく「大宰府」)。

駅北東側を通る国道3号(関屋高架橋の側道)上には西鉄博多駅甘木を結ぶ「400番」)の「都府楼前駅」バス停(写真左)が、駅前ロータリーには太宰府市コミュニティバスまほろば号」の「西鉄都府楼前駅」バス停(写真右)が、それぞれある。

西鉄電車の「都府楼前駅」には「前」の文字が入っており、バス停名として、「駅」の後に「前」を付けると、「(西鉄都府楼前駅前」(とふろうまええきまえ)と、かなりくどい言い回しになってしまうことから、駅前のバス停であるものの、最後に「前」を付けずに、「都府楼前駅」「西鉄都府楼前駅」ということだろうか。
同様に、JRの「九州工大前駅」、北九州モノレールの「徳力公団前駅」についても、その最寄りバス停には「前」は付いていない。

昨年春に「筑前新宮駅」から名称が変更されたJR鹿児島本線の「福工大前駅」については、西鉄の最寄りバス停はそれまで「新宮駅前」であったが、駅名の変更により、「福工大前駅前」ではなく「福工大前駅入口」となった。
駅とバス停の位置関係は全く変わっていないにもかかわらず、駅名に適応させて「前」から「入口」になった訳で、「前」や「入口」という接尾辞が結構いい加減であることを示しているといえるのかもしれない。
ただ、地元の感覚に合っているのであればそれでOKだと思うので、「もっと厳密に使い分けをするべき」と言うつもりは全くない(福工大前については、「前」よりも「入口」のほうが適切な気もするし)。
ちなみにJR筑豊本線原田線)の「山家(やまえ)駅」の前のバス停にも「前」は付いていない。

都府楼前駅」付近は、国道3号(関屋高架橋とその側道)、県道112号(旧国道3号)、及び西鉄の線路が、絶妙な位置関係で立体交差していて、その「立体感(?)」がなかなか面白い。
そして、「400番」で福岡市中心部からやってきてここで降り「まほろば号」に乗り換えるというプロセスは、平田から「23番」に乗り換えようかとか、五条から星ケ丘線に乗ろうかとか、水城から大城に抜けようかとか、天満宮で梅ケ枝餅を買おうかとか…、いろんなプランが湧いてきて、このワクワク感も面白い。 

以前書いた記事に対してTokyo Chikushiさんから、「国道3号線のバイパスが都府楼前駅横を通るようになった時(1980年頃だったか)に、ここを乗換駅として空港へ行くバスがあるとよいのに、と思ったものです。そのバスの起点を太宰府とすれば、空港からの太宰府観光の直通ルートにもなるのにとも思ったものです」というコメントをいただいた。
この路線、私も大賛成であり、ぜひとも検討していただきたいものである。
(つづく)